▢Φ 21.5cm
▢1824-1835
▢Choisy le Roi
▢フランス製
▢Antique

この旅で出合えたプレートの中で一番惹きつけられました。
200年ほど前に描かれた装飾には、その時代のようすがうかがえ想像が広がります。
Valentin Paillart et Hippolyte の a l'ecussonと呼ばれる刻印が記されているプレートです。


●Antiqueのため、多少の貫入・傷・汚れがございますがヘアライン・欠けはございません
●リムに釉薬の剥がれが若干ございます
●写真は拡大にてご覧いただけます

【 Choisy le Roi 】
1804年から1938年までフランスで作られていた陶器ブランドです。上質素材を導入し、技法と創造の更新を組み合わせて陶器が作られていました。

この工場はセーヌ河岸に位置し、1840年に建設されたChemins deferd'Orléans鉄道のすぐ近くということもあり、材料の供給と流通に最適な輸送手段の恩恵を受けてたそうです。

19世紀の終わりに 陶器工場は、パリの地下鉄の駅に、白いエナメル質の砂岩タイルのコーティングを手掛けたことで有名です。1880年からは建築装飾にも携わり、パリの建物への入り口の装飾を主に造られていました。